木曾御嶽周辺(岐阜) 大坊山(1350m) 2018年11月24日  カウント:画像読み出し不能

所要時間 12:21 廃林道入口−−12:46 斜面取付−−13:02 根曲がり竹藪突入−−13:14 大坊山最高峰(1350m) 13:16−−13:23 根曲がり竹藪を抜ける−−13:33 廃林道−−13:48 廃林道入口

場所岐阜県高山市(旧久々野町)
年月日2018年11月24日 日帰り
天候
山行種類藪山
交通手段マイカー
駐車場廃林道入口に駐車
登山道の有無無し
籔の有無根曲がり竹
危険個所の有無無し
山頂の展望無し
GPSトラックログ
(GPX形式)
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コメント六郎洞山に引き続いて藪漕ぎの山。南を巻く廃林道から山頂(最高点1350m峰)を目指したが、南東尾根西側の谷筋だけは根曲がり竹が無く予想以上に楽ができたが根曲がり竹藪に突っ込んでからは苦労。山頂付近は平坦で帰りのルートファインディングに苦労した




廃林道入口 施錠されたゲートあり
廃林道前の駐車余地 廃林道だが歩く分には問題なし
カーブの谷地形で斜面に取り付く 山頂まで約360m
ラッキーにも谷筋のみ笹無し! 石が重なった檜植林地を登る
標高1370m付近で根曲がり竹に突入 でも藪漕ぎは約80mしかない
六郎洞山に続きかなり濃い藪で辟易 傾斜が緩むが明瞭なピークが無い
GPSの指し示した最高点1350m 赤テープを残す
熊棚 根曲がり地獄を脱する
廃林道入口到着


・六郎洞山に引き続き尾根続きの大坊山へ。栃木県足利市に同名の山があり、こちらは登山道はあるが飛騨の大坊山は登山道は無く根曲がり竹に覆われ、ほとんど登る人はいない。地形図では1346.6m三角点峰を山頂としているように見えるが、その北東側の1350m峰が最高峰なので今回はそちらを山頂と認定して目指すことにした。

・地形図を見る限り、南側の林道から往復するのが最も藪漕ぎが短くて済む。おそらく六郎洞山南斜面と同程度の藪の濃さだろうと予想。

・林道を下っていき阿多粕谷右岸から左岸へ道が移る箇所が目的の林道入口だが施錠されたゲートがあり入口から歩きとなった。入口付近は駐車余地あり。

・林道は廃林道でゲートが無くても大した距離は車で入ることはできない状況。ただし歩く分には支障なし。斜面は笹藪だが林道にはまだ草が中心で笹は生えていない。

・山頂から南東に落ちる顕著な尾根の西側の谷から登ることに。谷の方が藪が薄い可能性があるから。でも現場に行くと谷地形には全く水は無かった。こりゃずっと藪漕ぎかな。

・林道脇は笹薮ではなく灌木藪で、倒木を跨ぐと予想外の展開が! 周囲は笹藪だがこの谷は石が積み重なった地形で笹が皆無で檜植林が続いている。まるで先日の奇妙山のよう。どこまで笹を避けられるのかは不明だがここを登る以外に楽をする選択肢はない。

・石の隙間の落とし穴に注意しながらぐんぐん高度を上げる。やはり藪が無いと進行速度は劇的に速い。

・標高1370m付近でとうとう無毛地帯が終わり、ダケカンバの倒木と共に根曲がり竹藪が登場。それでもここから山頂までの距離は僅か約80mしかなく、予定よりも大幅に藪漕ぎを回避できた。六郎洞山の伐採地に引き続き今日は幸運続きだ。

・山頂まで僅かな距離だが相変わらず根曲がり竹の藪は強烈。身の丈を越える根曲がり竹で視界ゼロの中を平泳ぎでよじ登っていく。明日は腕が筋肉痛かな。

・傾斜が緩んで山頂の一角、広い平坦地に出るが明瞭なピークが無いので山頂がどこなのかまるで分からない。GPSの表示を頼りに最後は西に進んで残距離がゼロになったポイントを大坊山山頂として赤テープを残した。三角点も無い場所なので山頂標識はおろか目印も無かった。ただし山頂近くに熊棚はあった。こんな藪の中でも熊が動き回るようだ。

・帰りは往路を戻るが平地で藪が濃くGPSで往路の軌跡を見ないと進路の自信なし。ダケカンバの倒木と無毛の谷が見えた時にはほっとした。

・その後は往路を戻る。

 

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